ろい屋
現在、世界中のいたるところで通信が行われておりそれらは欠かせないものになっている。そこで 今回の文化祭に向け私は「無線通信」をテーマに2つの電子工作をした。以下はそれらについての紹介、説明である。
①NFC
NFC とは近距離無線通信の規格であり 、 簡単にいうと「かざすだけで通信が出来る技術」のこと だ。 日常生活では ICOCA や NE S iCA といった IC カードやおサイフケータイ ® で使われている。 また、それぞれのカードには識別子と呼ばれる個別のコードが振られており 、 そのコードでカードを識別する 事が出来る 。
本制作では 5 枚のカードの内 1 つのカードだけが受信部にかざすと黄色く光る カードがアタリで 、 それ以外は赤く光るカード( ハズレ であるという形で展示している。
②Bluetooth
Bluetooth とは NFC と同じ近距離でのデータ通信を表し 、 日常生活ではイヤホンやスピーカー や マウスなどで使われて いるため 聞く機会も多いであろう。 2.4GHz の周波数帯を利用し 、 全世界での互換性が保証されている 。
本制作では PC もしくはスマートフォンから通信し 、 その内容により点灯するLEDの色が変わる仕組みを 用意し た 。


③比較
今回どちらとも「近距離」の通信である 、 と書いたが実際は NFC は数cm 、Bluetooth は最高で 1 0 mでの通信が可能である。(実際に事前のテストでは物理班前廊下の 8 割の距離で通信できることを確認している)が、 NFC も通信の一方に電源を必要としないという長所をもっており 、 使い分けの重
要性を実感させられた。
参考資料


▲NFC 数 cm離れると反応しなくなる。


▲Bluetooth 10m以上離れても反応している。